モダン・タイムス

モダン・タイムス

あきらめずに頑張ろう、何とかなるさ!

チャップリンと言えばいつでもフラフラとしているイメージが強いのは僕だけだろうか?
前回紹介した街の灯(CITY LIGHTS)のオープニングのように自由気ままな生活を送っていると思っていたら、のっけから工場で働いている。
一瞬違和感を覚えるが、何をやらかしてくれるのかという期待からすぐさま消えてしまう。
工場の流れ作業でも彼くらい楽しく出来たらなとつくづく思ってしまう。
自動給食マシーンの実験台となるシーンがあるのだが、言葉では伝えられないくらいとても面白い。
そしてもうひとつ見逃せないシーンがあって、物語の終盤にキャバレーで『ティティナ』を披露するチャップリンの歌声。
このシーンだけでも一見の価値はありますよ。

ストーリー
大きな製鉄工場で働くチャーリーは、スパナを手にひたすらベルトコンベアーを流れる部品にねじを回し続けるという単純作業を繰り返していた。
その様子はテレビモニターで監視され、休む暇もなく働かされていた。
ある日、チャーリーは労働者の食事時間を節約する自動給食マシーンの実験台にされる。
しだいにチャーリーの頭がおかしくなり、歯車に巻き込まれたり、工員や社長の顔に油をかけたりするなど様々なトラブルを起こしてしまう。
結局精神病院送りになった彼は、退院した矢先にトラックから落ちた赤旗を拾う。
するといつの間にかデモ隊の先導をきってしまい、そのリーダーと間違われて捕まってしまう。
拘置所に入るが、脱獄囚を撃退した功績で模範囚として放免される。
造船所の仕事を紹介されたが上手くいかず辞めてしまい、街をうろつく生活に。
拘置所が恋しくなったチャーリーはわざと無銭飲食をして捕まえられるが、護送車の中でパンを盗んだ浮浪少女と出会う。
護送車が急カーブで横転し、外へ投げ出されたチャーリーと少女は逃亡する。
少女と意気投合したチャーリーは、2人のために家を建てるという夢を胸に一念発起とばかり働き出す。
デパートの夜回り、工場の技師の助手と仕事を獲得するが結局駄目で、しかも2件とも警察沙汰になるという不運な結果に終わってしまう。
その後少女が勤め始めたキャバレー(今日見られる男性向けのものとは違い、ダンスステージつき居酒屋のような所)のウェイターの職を得る。
見世物の「ティティナ」を歌って大成功したが、少女の微罪のため、そこも追われてしまう。
最後に2人は、現代社会の冷たさと束縛に囚われない自由な生活を求め、旅立っていく。

製作・監督・脚本・編集:チャールズ・チャップリン
音楽:アルフレッド・ニューマン、チャールズ・チャップリン
チャールズ・チャップリン / ポーレット・ゴダード
ヘンリー・バーグマン チェスター・コンクリン

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