キングコング対ゴジラ

ゴジラ 第3作

キングコング対ゴジラ

おはよう、巨大なる魔神

今回のゴジラは今までとは違っている。
フザケて作ったのかコメディに走ったのかはわからないのだが、お茶目なところを色々と見せている。
キングコングと戦っている場面だが、子供の喧嘩に見えるのは俺だけだろうか?
威嚇したり、岩石を投げたり、喜んでみたりと目白押しだ。
ゴジラの炎でキングコングの腹が焼かれてしまった時、松田優作よろしく『なんじゃこりゃ!』って場面が気に入っている。
それとキングコングを眠らせる作戦でもう少しで寝ちゃうって時のあの表情、GOODですよ。
さらに眠ったキングコングをバルーンで富士山麓に運ぶアイデアなんて秀逸ものですよ。
その上、富士山麓の斜面をすべり台のように利用した先制攻撃はすべり台アタックとでも名づけましょうかね。
この攻撃をくらったゴジラもすんごい格好で転げ落ちていくし。
今までのゴジラをいい意味で一新させているのではないだろうか。

これだけは見逃さないでくれ。
ゴジラの猛攻で瀕死状態のキングコングが雷によってパワーアップした後、大木を引き抜いて根っこのほうをゴジラの口に無理矢理押しこむ場面。
もうこんなの喜劇でしかないよ。

ストーリー
自社提供のテレビ番組「世界驚異シリーズ」の視聴率不振に頭を痛めるパシフィック製薬宣伝部長の多胡は、南太平洋メラネシアに位置するソロモン諸島の一つ・ファロ島に伝わる「巨大なる魔神」が目覚めたという噂を聞きつけ、これを聴取率アップの決定打にしようと企む。
提携先のテレビ局員・桜井と古江はたった2人ながらも探検隊に仕立てられ、ファロ島へ行くことになる。乗り気でない桜井だったが、時を同じくして妹のふみ子のフィアンセ・藤田は、新開発の特殊繊維のテストをするためしばらく日本を離れるという。
一方、北極海では海水の温度上昇が始まり、調査のために原潜シーホーク号が国連派遣の科学者を乗せて現地へ向かう。
彼らはそこで光る氷山を発見するが、実はそれこそが前作にて氷に埋められ行方不明となっていたゴジラが眠る氷塊だった。
復活したゴジラは原潜を沈め、某国基地を破壊した後なおも移動を続ける。
生物学の権威・重沢博士は、ゴジラは帰巣本能から日本へ戻ってくると予測し、国内ではゴジラの話題で持ち切りになる。
そのおかげで「巨大なる魔神」の影が薄くなり、多胡にとってゴジラはいら立ちの種にしかならないのだった。

原作:香山滋
監督:本多猪四郎(本編)/ 円谷英二(特撮)
脚本:関沢新一
音楽:伊福部昭

高島忠夫 / 佐原健二 / 藤木悠 / 浜美枝 / 若林映子
平田昭彦 堺左千夫 根岸明美 田島義文 大村千吉 田崎潤 松村達雄 有島一郎

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