僕らは歩く、ただそれだけ

僕らは歩く、ただそれだけ

本当にタイトル通り

この映画を観ると太宰治の人間失格の一文を思い出す。

してその翌日あくるひも同じ事を繰返して、
昨日きのうに異かわらぬ慣例しきたりに従えばよい。
即ち荒っぽい大きな歓楽よろこびを避よけてさえいれば、
自然また大きな悲哀かなしみもやって来こないのだ。
ゆくてを塞ふさぐ邪魔な石を
蟾蜍ひきがえるは廻って通る。

ギイ・シャルル・クロオの詩句

淡々とした過ぎゆく時間を切り取った映画。
現代社会に疲れたら、癒やしを求めるように観るといいだろう。

ストーリー
恋人と別離れた少女みゆきは、カメラを手に故郷の町を訪ねる。
写真を撮りながら様々な人々と邂逅するうちに少女の心情に変化が訪れる。
切ない時間を生きているのは自分だけではない、と。
号泣する少女は、やがて、自分の足で歩き始める……。

監督・脚本:廣木隆一
音楽:SPANK PAGE
主題歌:SPANK PAGE「ame 〜rain song〜」
安藤サクラ / 柄本佑 / 菜葉菜
高良健吾 安藤玉恵 櫻井りかこ

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