血を吸う宇宙

血を吸う宇宙

私の姿はすっかり変わっているから

一応『発狂する唇』の続編ってことになるかな。
ジャンルとしたらオカルトサスペンスホラーエロティックカンフーアクションコメディー。
やっぱり今回もお気に入りのルーシーが出てきてご満悦。
娘が誘拐されたと警察に主人公である倉橋里美こと中村愛美(かわいい)が駆け込むところから物語は始まる。
だが、前作同様ストーリーなんてものはあってないようなもの。
こちらも端からそんなものには期待なんかしていません。
あっと驚く超展開だけを楽しみにしているのです。
でも、そういうことなら前作のほうが楽しめた。
今回はエロティックが極端に少なくなった代わりにストーリーが万人にわかりやすくなった。
個人的だが、こうなってしまうとカルトからは外れてしまう気がする。
だが、うぐいす嬢になったり阿部寛演じる成本の以前の恋人の正体が明かされるところは必見であろう。
お気に入りの場面は3つある。
1つはファミレスで成本とルーシーがフルーツゼリーを食べるところ。
実にくだらない。
だが、それがいい。
そしてもう1つが成本の昔の甘い恋人との思い出。
劇中でも言っていたとおり、本当にすっかりと変わってしまい「左乳首ばっかり吸っていたからとんがっちゃって」なんて会話をしているので、ついつい笑ってしまう。
そして最後、3つめは無駄に力が入っているカンフーシーン。
前作も感心したが、今回もやはり登場。
カンフーの達人である囚人が大勢の看守を倒しながら里美に「早く子供のところへ」と叫ぶと同時にスローで逃げる里美が映しだされる。
逃げる里美を女刑務所長がライフルを発泡するが、我らがヒーローはジャンプしながら飛んできた銃弾を右手の人差し指と中指で止めてしまう。
これぞカンフー映画の極みといっても過言ではないのではないか。
是非これらを堪能していただきたい。

フルーツゼリーを食べ終えたあとのルーシーがメチャクチャかわいいから、観ようか迷っている人はルーシーの為に観ることをおすすめする。

ストーリー
娘が誘拐されたと警察に駆け込む倉橋里美。
だが刑事たちが待機しているところに帰ってきた夫の清彦は、この家に娘などいないと告げる。
そこへ乱入してきた女霊媒師・間宮悦子は、使い魔である“首なし女子高生”を飛ばし、里美は一軒の家にたどり着く。
娘がいると直感した里美は選挙カーのウグイス嬢になりすまし家に侵入するが、そこは娘どころかトイレも無い奇妙な家だった。
選挙カーに戻った里美は立候補者の亀山パンチに襲われた挙げ句、彼らが宇宙人であることを知らされるが、悪夢のような出来事はまだ始まったばかりだった…

監督:佐々木浩久
脚本:高橋洋
音楽:ゲイリー芦屋

中村愛美 / 阿部サダヲ
阿部寛 三輪ひとみ 栗林知美 由良宜子 吉行由実 下元史朗 諏訪太朗 上田耕一

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