野獣死すべし

野獣死すべし

やはり魅せてくれたラストシーン

松田優作といえばハードボイルドというイメージが定着している。
よく勘違いされやすいのだが、私立探偵=ハードボイルドではないということ。
では、ハードボイルドとはどういう意味なのか調べてみる。

1. 感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を表す言葉である。
2. 黄身までしっかりと固くなった「堅ゆで卵」をあらわす言葉である。
転じて、感情や状況に流されず、軟弱、妥協を嫌う生き様や、それを描いた小説のジャンルのことを指す。
トレンチコートにソフト帽、煙草にバーボンといった記号的な表現にも使われる。(これはチェックのシャツにリュックを背負った人間を「オタク」と表現するようなものだが)

とまぁ、上記のような感じである。
簡単に言えばちょっとイカれている人ってことだな。

ストーリー
ある大雨の夜、東京都内で警視庁捜査第一課の岡田警部補が刺殺され、拳銃を奪われる事件が起きた。
更にその直後、その拳銃を使用した違法カジノ強盗殺人事件が発生、世間は騒然となる。
その犯人は、数々の戦場で地獄を見てきた大手通信社外信部記者の伊達邦彦だった。
伊達は東京大学卒のエリートで頭脳明晰、射撃の心得もある。
現在は通信社を退職し、翻訳家をしながら趣味である読書とクラシック音楽鑑賞に没頭、社会とは隔絶した生活を送っていた。
次の標的を銀行に定めた伊達は綿密な計画を企てるが、厳重な防犯体勢の元では単独犯行は不可能であると判断、相応しい共犯者を欲するようになる。
そしてある日、大学の同窓会に出席した伊達は、レストランでウェイターとして働く青年、真田と出会う。
2人は正反対の性格ながら、どこか通じ合うものを感じ、以後行動を共にするようになる。
現金強奪計画を真田に伝えた伊達は、真田に銃の扱い方を教え、「動く標的」として恋人の殺害を強要する。
そして、躊躇を重ねながらも恋人を射殺した真田を伊達は「君は今確実に、神さえも超越するほどに美しい」と称え、社会性や倫理感を捨て去り「野獣」として生きていく術を説く。

原作:大藪春彦
監督:村川透
脚本:丸山昇一
音楽:たかしまあきひこ

松田優作 / 鹿賀丈史
小林麻美 根岸季衣 岡本麗 室田日出男 風間杜夫 岩城滉一 阿藤海
泉谷しげる 安岡力也 山西道広 角川春樹

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