リピート

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『そして誰もいなくなった』ではないよね?

結果から言うとそこそこ面白い。
時間旅行系の話はあまり馴染みがなく、とても楽しめた。
だが、『そして誰もいなくなった』の要素は見当たらない。
強いて言うなら関係者が次々と死んでいく辺り。
アガサ・クリスティのファンは怒りを隠せないのではないだろうか?
イニシエーション・ラブでもそうだったんだけど、なにか起きそうな展開になってきて期待するもイマイチな感が強い。
例えると殺人犯から逃げていて、行き止まりになり逃げ場がない状態で絶体絶命の場面でジョジョの奇妙な冒険の5部に出てきたスタンド『キング・クリムゾン』が時間を消し飛ばし、訳がわからないうちに助かりましたと言う話を聞く。
その場の緊張感ってものが無いんだよね。
初めて『羊たちの沈黙』を読んだ時の、クラリスがバッファロー・ビルの家に入り込むシーンのドキドキ感は無い。
いまいち物語に入り込めなかったな…

ストーリー
もし、現在の記憶を持ったまま十カ月前の自分に戻れるとしたら――。
この夢のような「リピート」に成功し、人生の「やり直し」に臨もうとしている、年齢も職業もバラバラの十人の男女。
彼らは一人、また一人と、次々と不審な死を遂げていきます。
誰が「リピーター」を殺しているのか?
家族にも警察にも相談できないまま、独自の捜査を行う彼らが辿りついた衝撃の真相とは――。
ミステリ界の鬼才が、永遠の名作『リプレイ』+『そして誰もいなくなった』に挑んだ傑作の登場です。

リピート / 乾くるみ

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