朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼

アラドウジの声が綺麗すぎる

この作品と同じ『リチャード三世』をモチーフにした、蜷川幸雄演出の『天保十二年のシェイクスピア』を先に観たことがあるのだが、それとは全く別で面白い。
簡単に言えば口先だけで天下を取るという物語なのだが、なかなかどうして面白いではないか。
主演の市川染五郎をはじめ、阿部サダヲ、秋山菜津子、真木よう子などの出演者に劇団☆新感線のメンバーである古田新太、高田聖子、粟根まこと、河野まさと、礒野慎吾も出ている。
もうこのメンバーだけで面白さが十分に伝わったんじゃないだろうか。
さらにいのうえひでのりの演出と中島かずきの脚本が加われば100点満点でしょ?
あの偉大なブルース・リーは『燃えよドラゴン』でこう言っている。
「Don’t Think. Feel!(考えるな、感じろ)」
劇団☆新感線の舞台はこの通りで、何も考えずにまずは観ることをおすすめする。

そうそう、ブルース・リーと言えばこの作品もオススメ。
後藤ひろひと作の『みんな昔はリーだった』は観てほしい。

ストーリー
天正18年、本能寺の変で織田信長が明智光秀に討ち取られてより8年が経過した時代。
天下統一を目前とした豊臣秀吉の支配がいまだ届いていない関東は、『天魔王』と呼ばれる仮面の男が率いる『関東髑髏党』に支配されていた。
なりゆき上、関東髑髏党に追われていた少女沙霧を助けた捨之介は、偶然知り合った狸穴二郎衛門とともに、旧知の無界屋蘭兵衛を頼って色街『無界の里』へと向かう。
しかし、無界の里で沙霧を匿ってもらおうと思っていた矢先、里は髑髏党の襲撃を受けてしまう。
天魔王と戦うことを決意する捨之介たち。
果たして捨之介や蘭兵衛と天魔王との因縁とは──?

脚本:中島かずき
演出:いのうえひでのり

市川染五郎 / 秋山菜津子 / 真木よう子 / 高田聖子 / 古田新太
阿部サダヲ 粟根まこと 小須康人 田山涼成 河野まさと 礒野慎吾 武田浩二
中谷さとみ 川原正嗣 横山一敏 山本カナコ 前田悟 村木仁 逆木圭一郎
吉田メタル 保坂エマ

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